主題
望んだ通りに苦しい一年だった。
しかし、生きのびた。
主題は生存から、生産へ。
生んでやる。産んでやる。
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主題
生きられなかった時間と、死ぬかと思った時間が入り乱れた一年だったように思う。

来年の主題は、生存。

苦しい一年でありますように。

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復旧
ブログをほったらかしにしてたら、いつの間にか悪意ある改ざん攻撃にあっててダウンしてた。
本日奇跡的に復旧。
続けるかどうかはわからないが、続けたいなという気持ちはどこかにあるので再度公開します。
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させていただく祭り
みんな「させていただきます」使いすぎ。むかつく、いらつく。
下に下に低く低く潜り込もうとしやがる。さながらレスリングの選手のよう。
足で蹴り上げたくなる、多用する人の話を聞いてると。あるいはフォールを決めたくなる、言葉を使って。

なんかいい技ないだろうか、と最近よく考える。
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2012/2013
ふがいない一年だった。
フリばかりの一年だった。

頭はゴミ箱のように空洞化し
虫歯のような目には何も写らず。

くさい息だけが充満してる自分の部屋で
アレがばれることに ついに
おびえ続ける一年だった。

泣けてくるよ。
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夏休み日記


8月○×日
ボリショイ動物サーカスにいけたくんとさかうちくんとわなべさんと行きました。

犬のサーカスが犬がいっぱいで楽しかったです。
熊のサーカスが熊がおっきくてこわかったです。
空中ブランコを見てて2,3滴おしっこをもらしました。

きねんさつえいで千円とられました。

小学生をたいかくさをいかして順番ぬかししました。

なんばで2軒はしごして帰りました。
また記憶がないです。

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よごれちまった おっさんに


ondoレーベルのプロダクト第1弾『オノマトヘア』が完成したので、G_graphicsのあっくんと著者のwassaと共に書店巡り。殺人的な暑さの中、あっくんの尋常じゃない吹き出し続ける汗をひとつの武器に書店に本の案内をして回る。



ひとり顔面汗だく祭り状態のあっくんとは対照的に、wassaは涼やかにしずしずと(あるいはおずおずと)ポツリポツリ自身と作品の紹介をしていく。

照りつける太陽にフラフラと、んで、wassaの純粋さにクラクラとなりながら、書店巡りを終える。
あ〜、きたないワタシ。は〜、淀んでるオレ。
おのれのヤニついた精神とねじ曲がった根性が露わになって恥ずかしくなる、wassaを見てると。

MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店ジュンク堂書店大阪本店心斎橋アセンスとかの芸術書売場でピックアップされるはずなので、チェキラ願う。

当然弊オンラインショップでも販売中。
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松本工房オンラインショップ
Hey!社のオンラインショップがついに完成!

http://shop.matsumotokobo.com

これから全宇宙に向けて販路を拡大します(但し海外は除く)。

コンニチハコンチハ コチラ マツモトコウボウ チキュウノニッポンノオオサカノアミジマチョーノチイチャナシュッパンシャカラハッシンシテマス
オージョーシマッセ
ボチボチデンナ



sandscapeとcolophon.ってなレーベルを立ち上げて初動はアートブックの制作で発行元はHey!社。
G_graphicsがondoってなレーベルを立ち上げて初動はアートブックの制作で発行元はHey!社。
決起集会がてら天六で痛飲。
ま〜た、やっぱり、いつもどおり、何を話したか、記憶が、ほぼない。
けっこう大事な話したんやけどなあ。

オンラインショップはまだまだ完全とは言えなくて、これからゆっくり歩を進めていこうと思ってる。
チキュウノニッポンノオオサカノアミジマチョーノチイチャナでもブリっとした本の出版プラットフォームになりてえ。
来たれ!勇者ども、全宇宙に向けて出帆(「出版」とかかってますから、テヘペロ)だ!

ヨ〜ソロ〜。


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境界に立つ人


大竹野正典劇集成Iが完成。
2009年7月19日、海水浴中の事故でこの世を去った大竹野正典氏が遺した上演台本を、刊行委員のもとで整理精査をし戯曲として出版する三巻本の第一巻となる。最後の活動母体である「くじら企画」期に書かれたものから8本を収録。
それとともに作品解説・全公演の記録・氏の年譜を加え、さらに事故の日の前後を、側にいた家族や友人それぞれの視点から綴った文章を纏めた別冊「あの日のできごと」を附した。



400ページの本文最後には妻である後藤小寿枝氏が押す検印と手書きのシリアルナンバーが入っている。
本文組は大量の文字・台詞を二段組みで、しかも氏特有の「——」(二角ダッシュ)の多用と句読点の排除という難しい文章表現の中で、いかに可読性を保つかに苦慮した。また造本設計については台本として利用しやすいようにとの要望を叶えつつ、作品が持つ力強さと剥き出し感、そして氏の作品群の重要なモチーフになっている、ついに整うことのできない人間の真性、完全には捕捉しえない人間の感情と行動を表現するためコデックス装・天アンカット・背丁入りとし、安定感がありつつも野性的な佇まいのある本とした。
表紙やスリーブ帯、扉などのデザイン・装画は氏と高校時代からの友人である高岡孝充氏が担当した。



命日にあたる7月19日の刊行日に先立って出版記念公演が行われるウイングフィールドにて出版記念パーティーを催した。
氏と親交の深かった演劇人たち、氏がお世話になった業界関係者、また親友・朋友・悪友・蛮友たちがぞくぞくと集まり、皆が出版を喜び、大いに飲んで大いに食べた。



その記念公演『夜が摑む』を今日、楽日に観劇する。実は大竹野作品の芝居を観るのはこれが初めてである。氏が直接演出している訳ではむろんないが再々演ということで(初演1988年、再演1992年)オリジナル演出の魅力を充分に保ったすばらしい芝居となっていた。発話されてより一層わかる氏の書く言葉の強度に改めて感服した。

見終わって氏について思ったことは次のようなことだ。

この人は境界に立つ人なんだと、境界線上にあるものを捉えたい人なんだと。
あるいは分水嶺・分岐点を見つめたいと考えているのではないか、汽水域に潜む、汀(みぎわ)に現れる無限の謎に取り憑かれていたのではないかと。
何と何の境界なのか分かれ目なのか、何と何との汽水域なのか汀なのか。
それは、狂気と正気、異形と通常、現実と妄念、愛と憎しみ、日常と非日常、闇と光、過去と未来あるいは一瞬と永遠。
生と死、家族と孤独、殺された者と殺した者、死んでる者と死んでいない者、そして彼岸と此岸。
それら異なった、多くは反対のものとされることが接地する接続する接触する、または溶融しつつ分離し、混交しつつ乖離する境界を追い続けていたのではないか。
そこには何か未規程のものがある、不可知のものがある、名づけようのないしかし重大な事柄が潜んでいる、それを、取り出しつかみ凝視したいと思っているのではないかと。

考えがイメージに変わる。
大竹野氏がいる。立っている。
立ったまま片手に何かを持ってそれを見つめている。
それは自分の心臓だ。
自分の心臓を取り出して手に持ち、鼓動を打つ様をじっと見つめている姿だ。
その顔は硬い、厳しいと言ってもよい。
しかし声を掛けると照れくさそうに笑い、そっと心臓を元の場所に戻す。

本人を知る人間からしたらふざけるなと言われるかもしれないが、そのイメージは魅力的であり蠱惑的ですらある。
そしてそのイメージの中の大竹野氏に問いかけずにはいられなくなる。
最期の瞬間、境界との接続、夜があなたを摑む永遠の一瞬に、何を見ましたかと。

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本は先行して劇団で販売されている。
7月19日以降書店での注文も可能となり、ネット書店での購入も順次可能となる。
また弊社へ直接連絡してもらってもいい。
現在オンラインで本を購入できるように準備を進めているので、うまくいけば19日までに開設できるかもしれない。

多くの人に読んで貰いたい、台本として使って貰いたい。
そして作品に脈打つ氏の優しさと厳しさを味わって貰いたいと、強く思う。

境界に屹立するこれらの作品は皆、哀しく美しい文学である。
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いやマジでみんな印刷の立ち会いって行った方がいいって(行かないのが信じられへん)。そこでの表現って確実にあるし、そこで表現しないとそれまでの苦労が水の泡になることあるんやから。つまり楽譜はそこでようやく奏でられるねんで(それまでは記譜してるようなもんやねんで)。


京都芸術センターで開催中の展覧会「ゆらめきとけゆく 児玉靖枝×中西哲治 展





図録の印刷立ち会いのために両氏と芸術センター担当者の藤田●●氏と共にサンエムカラーに乗り込む。
児玉氏はインキの濃度、中西氏は白の抜け感の調子を合わせるのに時間がかかった。
的確に対応するオペレーターの技術には改めて感服したっす。
但しサンエムの出来る人ってみんな悪人面なので、最初いろいろ注文すると殴られるんちゃうかなと思ってまうんよね。
採用条件に「顔が恐いこと」或いは「昔やんちゃしてました的な顔を優先します」とかって入ってるのかしらん。







作品ページの用紙は、平和紙業の「エスティムNS」を選択。
NSがつくまえの「エスティム」はあまり好みじゃない紙やったんやけど、この前リニューアルされたので、んで、用紙見本を見る限りかなり風合いとかが変更されてて、今回の印刷に合うんじゃないかと思えたので、選んでみることにした。
卵の殻の手触りにしっとりねっとり感をプラスしたような感じで、印刷面のグロス感もきつすぎくなく、でもパリッとした発色で、予想以上にパフォーマンスいいなあと感じた。
印刷は230線、ディティールの細かさに用紙のテクスチャが立体的な触感と陰影を与えてくれて、うん、よろしい。
7月1日から会場で販売するので、手にとってくれろ。

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